健康寿命を延ばすセルフケア アロマの力で「もの忘れ予防」

認知症予防の方法として

テレビ朝日系列の番組「名医とつながる!たけしの家庭の医学」でも放送され話題となった

アロマを使った認知症予防

自分で手軽に取り入られるもの忘れセルフケアの方法とは?

 

700万人が認知症になる?!治療はできるの?

超高齢化社会の日本。

高齢者の増加とともに増えると予想されているのが「認知症」

厚生労働省の推計では、認知症の方が2025年には700万人を超えると言われています。

 

認知症は、現在のところ「治療法」がありません

筆者は認知症専門外来を有する精神科で働いていますが、病院でできることは認知症の進行を遅らせるお薬の処方だけ。

 

ただ予防することはできます。

 

予防対策を始めるのは、早ければ早いほど良い

 

認知症の潜伏期間は20年とも言われています。

さらに最近では18歳〜64歳でも罹る「若年性認知症」も注目されていますよね。

予防の対策を取り入れるのに早すぎることはありません。

 

私の勤務先の精神科クリニックでもMCI(認知症予備軍)の方の認知症予防プログラムを行なっています。

脳トレや運動プログラムなども行なっていますが、最近注目されているのが「アロマ」のプログラム。

 

アロマで認知症を予防するとは?

「たけしの家庭の医学」でアロマでの認知症予防を紹介していたのが

鳥取大学医学部の浦上 克哉教授。

その浦上教授のラボ「生体制御学 浦上研究室」によると

アルツハイマー型認知症(AD)ではにおいがわからなくなります。そこで、アロマオイルの香りで嗅神経を刺激することで、その刺激が隣接する海馬に伝達され、活性化する作用があると考えています。以前に行った研究では、ローズマリーカンファーとレモンのブレンドの精油(昼用)と、真正ラベンダーとスイートオレンジのブレンドの精油(夜用)を、昼と夜に使用することで、認知機能の改善効果があることを実証しました。

 

嗅覚からの刺激は、他の五感とは違って大脳辺縁系に直接つながっているとされています。

大脳辺縁系とは海馬や扁桃体。

この海馬は認知症で損なわれる短期記憶を司る脳の機関です。

この点からも、嗅覚を刺激する「アロマ」が、記憶を司る脳の機能を刺激して「認知症予防」になる効果が期待できる。と町田の精神科クリニックの院長から聞きました。

 

では実際どんなアロマが認知症予防になるのでしょうか?

 

認知症を予防するアロマの使い方

浦上教授によると認知症予防に最適なアロマは

ローズマリー:2 + レモン:1

で調合したアロマを日中2時間

ラベンダー:2 + オレンジ:1

で調合したアロマを就寝1時間前から2時間

が効果的だそう。

そして人工香料ではなく、オーガニックのアロマを使用するのがポイント。

 

どれも代表的なアロマなので手に入れやすいのも良いですよね。



毎回調合するのが面倒だなぁ…という方には最初から認知症予防に最適な比率で調合されたブレンドアロマもあります。
 

日中に2時間嗅ぐって、部屋でじっとしてないと難しいけど

こういうアロマペンダントで身につけてたら、どこにいても何をしてても良いので便利ですよね。

寝るときにはディフューザーがオススメ。


 

もの忘れ予防効果だけでなく

ローズマリーとレモンの組み合わせは集中力アップの効果

ラベンダーとオレンジは鎮静・安眠効果があります。

 

香りを取り入れることで、健やかな今と未来が手に入るかも!

 

お役立ち情報がたくさん!


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ABOUTこの記事をかいた人

ピラティスインストラクー。TCマスターカラーセラピスト。医療機関勤務でPSW資格保持。前職はテレビ番組の編集マン。 旅と映画とセルフネイルを生きがいに、はじめたてのブログを楽しくやってます。 詳しくはこちら