地元の駅には有志が行なっている無料レンタル傘のサービスがある。
雨の日はからっぽになっていることが多い
でも晴れの日もあまり傘がない
借りたあと戻さない人が多いんだね。
日曜日、雨の中傘をさして出かけたら、骨が1本折れてることに気づいた
気になってしまって、出先で傘を買った。
買ったはいいけど、傘って捨てにくい。
お店とか駅のゴミ箱に捨てるわけにもいかないし…
捨てるくらいなら、最後に誰かに使ってもらえないかな。
と思って
地元駅のレンタル傘置き場にこっそり置いていった。
置いたらなんか寂しくなって
ばいばいって手振って帰った。不審者。
本来有志の方が用意する
ちゃんと折れた骨もなく、ちゃんとタグもつけられた傘が置いてあるから
こんな勝手に傘置くのはダメなんだと思うけど…
借りられた傘、あんまり返ってきてるの見ないし
一瞬誰かを雨から守ってそのまま行方不明になったら
置いた私と使った人しか知らないままでいいんじゃないかな…なんて
日曜の午後こっそり置いて帰って
月曜の朝駅に行ったら傘なくなってた
誰かに使われたかなー
処分されちゃったかなー
妄想するのも楽しい
ちょっとした悪事をはたらいた!笑
あれから2日半
火曜の夜、地元駅に帰ってきたら、レンタル傘立てに私の傘が返ってきてる…!
うわーーー
私の傘を使った人はちゃんと返してくれる律儀な人だったみたい!
本来はね、こんな勝手なことダメだと思うんだけど。
後ろめたさと物語性にどきどきしちゃう。
「戻さなくてOK寄付傘コーナー」もあってもいいんじゃないかなぁ。
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